当院は腰部脊柱管狭窄症の疼痛緩和を専門としています
腰部脊柱管狭窄症とは背骨の中を通る神経が圧迫されて起こる疾患です。
痛みや下肢のしびれを主症状としますので、日常生活に大きな影響を与えてしまうことが多いでしょう。
あまりにひどい症状の場合は手術を勧められることが多いと思いますし、実際手術を受けられた方も多いと思います。
手術を受けた後は調子が良かったけれど、数年経つとまた痺れが・・・
手術を受けたけど、あんまり変わらない・・・
怖くて手術を受けたくない・・・
でも、足が痺れたり腰がとても痛くてどうにかしたい!
そんな方に提案があります
鍼治療を試されたことがありますか?
鍼は、疼痛改善にはとても強い効果があり、確かなエビデンスがあります。
痛みを取りたいけれど、服薬やリハビリでは思うように結果が出ていない方には一度試していただきたい方法です。
しかし、鍼治療には大きな欠点があります
それは、【根本にアプローチして治す】ことはできないということです。要は痛み止めを飲むのと似たようなものなのです。ただし、鍼は直接神経を刺激して痛みを取るので、痛み止めよりも効果が期待できることが期待されます。
何故、治療したはずなのに痛みが再び出てしまうのか?治療しているはずなのに想うほどの効果が出てこないのか?
痛みを感じる原因はあまりにも多岐にわたるので一概には言えませんが、もしかすると、あなたの足に原因があるかもしれません。
正しい立ち方・歩き方をすることで、痛みの改善につながるかもしれません。
正しい歩き方・立ち方とは
当院では鍼治療だけでなく、同時に立ち方や歩き方を正しいものにするような指導を行っています。
それはなぜか?
それは、正しい立ち方や歩き方をしていないと、身体のいろいろな部分に不具合が起きることが分かっているからです。
腰痛が起きるタイミングは人それぞれですが、ひとの身体は何か不具合が起こると、必ず治ろうとする、自己回復力を持っています。ただ、その自己回復力よりも速いスピードで身体が悪くなると、見た目として身体がどんどん悪くなったり痛みが強くなってきたりするのです。
よく、身体の歪みが話題に上がることがありますが、この、身体の歪みとは、実は足元の歪みが根本の原因になっていることが多いのです。分かりにくい方は、こどもの頃に遊んだことのあるダルマ落とし(分からない方は、「ジェンガ」などでも同じです)を思い浮かべてください。
ダルマ落としは、上のほうが少しずれていても簡単には崩れませんよね?
でも、下のほうがずれているととても不安定になりませんか?
実は人間の身体もそれと全く同じで、足元が少し崩れただけで上のほうに及ぼす影響はとても大きなものになってしまうのです。
足元の崩れが原因でよくあるお悩みは、外反母趾やウオノメです。
これらはけしてハイヒールを履くことが原因ではなく、正しくない立ち方・歩き方をすることによって表に出てしまった不具合なのです。でも、実は肩こりや腰痛という、一見足に関係がなさそうな部分の不調の原因であることも、ここだけの話、とても多いのです。
ですから、あなたの腰の痛みが足元から来ていないという保証はないのです。
歩行改善というものがどういったものかは、こちらに詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。
鍼治療による疼痛緩和
鍼治療を受けた経験のある方は、実はそれほど多くありません。
だからこそ、身体に鍼を刺すという行為が少し怖いと思ってしまうかもしれません。
こんな声をよく聞きます
鍼治療、歩行改善と聞いて上の絵と同じことを思いませんでしたか?
しかし、治療に使う鍼は、髪の毛ほどの細さで使い捨ての清潔なものを使っていますので、ひどい痛みや感染症の心配はありませんのでご安心ください。
それに、鍼治療は基本的に「皆様個人に合わせた治療」をします。詳しくお話をしていただき、痛い部分や治療の効果などを確認しながら進めていきますので納得しやすいのです。
納得したら変われる!
大事なことなのでもう一度繰り返します。
鍼治療というのはそれほどポピュラーな治療方法ではないかもしれませんが、身体の痛みを取る効果はとても高く、最近アメリカでは手術や投薬と並んで治療のひとつとして取り入れられているほどに認知度が高くなっています。
ただ、あえて欠点を上げるとすれば「直接的に痛みの元を治すことはできない(身体が治ろうとする力を高める効果はあります)」こと。
だから、その部分を歩行改善を組み合わせることでカバーします。
背骨が歪むことで脊椎が圧迫されることで症状の出る脊柱管狭窄症は、身体がまっすぐになれば圧迫がなくなり、痛みが改善する可能性が大きいのです。
だから、これまでとは違った効果を期待できるのです。
鍼治療+歩行改善という新しいアプローチ
いかがでしょうか。
当院のすすめる方法が、これまであなたの受けてきた治療とは少し方向性が異なると思われませんか?
今の痛みを少しでも改善したいとお考えであれば、一度詳しい話を聞いてみませんか?